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豪州産WAGYUをソクラニュースで

  • 執筆者の写真: sandayu9
    sandayu9
  • 2017年12月11日
  • 読了時間: 1分

socranewsで「和牛輸出にたちはだかる豪州産のWAGYU」を書いた。丁度その前の週にソウルを訪ね、ロッテマートやEマートの食肉売り場で和牛を大々的に売っているのを見たからだ。韓国では韓牛が有名でいちばんの高値だが、それに次ぐレベルみたい。米国産のアンガスよりも高い。見る限りは日本のF1牛肉くらいの霜降りかな。

 たぶん、業界の人が見れば「ホンモノの方が霜降りがたくさんある」と言う解説になるのだろうが、豊富な遺伝資源と、どこよりも長期肥育する日本の和牛に比べれば霜降りが入らないのは当然だ。

問題は、その霜降りの価値が認められるかどうかだ。

いくつかの問題点があると思う。

1. コスト

2. 環境面(大量の飼料とふん尿)

3. 牛の健康(和牛の最後は動物福祉との関連がある)

4. 人の健康

5年ほど前、Simpson博士とオレゴン州の山の中で和牛を飼育している農家を訪ねたことを思いだした。いくつかの種牛を持っていて、その中でいちばん優れていたのが「イチロー」だったと思う。庭先でバーベキューを楽しんだ。穀物をあまり与えないグラスフェッドで、見る限りは霜降りとは対極にある肉だ。それでも「WAGYU」は地元の観光客向けレストランに高値で売れるという。もうもうと立ち上る煙の中で、けっこうおいしくいただけたのを思い出した。


 
 
 
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