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ダッカでワークショップ

  • 執筆者の写真: sandayu9
    sandayu9
  • 2017年4月24日
  • 読了時間: 1分

23日からダッカでアジア生産性機構のワークショップが始まった。6日間。農業の付加価値を高めるため、協同組合の役割などを話し合うもの。日本の農業の事例などを紹介した。

 12カ国から20人ぐらいが集まり、それぞれの国の実情を話した。官製の農協に対する批判が相次いだのには驚いた。幹部の多くが政府の指示で決まるため、政治にしか興味がなく、自分の懐を暖めるだけが仕事という事例が多いらしい。ひどい例は、補助金を目一杯もらってドロンと雲隠れしてしまう幹部が相次いだとインドの事例。隣りに座った大学教員が話しだしたら、みんな「そうだ」「そうだ」みたいな感じになった。恫喝や権威によって組合員を支配するのだと言う。こうした古い協同組合に反発し、新しい形の協同組合やNGOが自発的に生まれている。ただし、法的なステータスに問題があり、「農協」と違って政府からの支援はない。それでも猛烈な勢いで協同組合の精神が広がっているというのには力づけられた感じ。企業だけでは現実の問題に対処できないという認識は共通していたように思う。


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