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米国の牛肉輸出が堅調

  • 執筆者の写真: sandayu9
    sandayu9
  • 2017年5月21日
  • 読了時間: 1分

 米国の牛肉輸出が堅調だ。元々ビーフサイクルで生産が回復し、輸出量も増えていたが、価格も今年に入って上昇に転じている。4月に季節外れの大雪で中西部の肉牛が被害を受けると価格は急騰。7月までには中国が14年ぶりに牛肉輸出を再開することが4月の米中首脳会談でまとまっていたことが分かり、相場を押し上げた。

 その後相場は落ち着いているものの、価格水準は悪くないらしい。

 ところで中国は2003年末に米国で牛海綿状脳症(BSE)が発見されたと同時に輸入をストップしたが、実際には香港を通じて中国本土に流入していたようだ。しかし、ダイレクトに中国本土に出せるとなると、米国の牛肉輸出業界にとってはうれしいニュース。フィリップ・セングUSMEF会長も当然のことながら歓迎の発言をしている。

中国は2000年頃から輸入を増やしはじめ、香港ルートを含めると、実質的には世界最大の牛肉輸入国になっている。これまでは米国が最大と言われていたが、牛肉貿易の地図は塗り替えられることになりそうだ。


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