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トランプ政権:農務長官が決まらない

  • 執筆者の写真: sandayu9
    sandayu9
  • 2017年1月18日
  • 読了時間: 2分

まだ、農務長官候補が決まらない。20人の中の最後のポスト。The Atlanticのオンライン版が17日午後3時過ぎに報じている。20日のトランプ就任式まで3日を切った。過去3代の大統領は12月までに決めているから、今回の農務長官候補の選定遅れは異例だ。余りの遅れぶりに、先週末、前任者のTom Vilsakは早々と退任して自分のふるさとのIowa州に帰ってしまった。Vilsackは以前からトランプ政権以降チームがきちんと仕事をしていないことに不満を漏らしており、任期切れを前にした退任は「抗議」と言われている。USDAは否定をしているが、たぶん頭にきたのだろう。彼は退任後に乳製品の輸出団体への転身が噂されている。

ところで、Vilsackのことを書いていたら昔のことも思い出した。

下は、2010年4月に山梨県を訪問したときの写真。50年前に太平洋を渡った豚35頭の物語を記念して開いた会合に参加するために来日した。トコトコと電車で甲府に行き、会合の写真を撮った。精力的な印象の政治家だった。彼はオバマ政権8年間を勤め上げた唯一の閣僚(ただし、最後の1週間を務めなかったが)。家族農業振興や栄養改善プログラムなどに力を入れたことで知られ、必ずしも巨大な農業ビジネスの人たちの受けは良くなかったように思える。

「海を渡った豚」の話は、大学の授業でビデオを流し、説明した。米国の音頭でできたDVD画像だ。当時大量に制作し、配られたように記憶している。100人の学生は全く知らなかった。日本は1500万トンもの米国産トウモロコシを輸入している。そのきっかけとなった「物語」で、米国内ではよく知られた美談だ。豚を出したIowa州知事として彼は日本との交流に以前から熱心だった。


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